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日本チョロギ愛好会

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チョロギの生い立ち

チョロギの球根

チョロギの芽

チョロギの花

チョロギの収穫時

チョロギの収穫

チョロギがチョロギになるまで

普段食されているチョロギは、チョロギの「塊茎」と呼ばれる部分です。部位的には、ジャガイモやショウガと同じですね。

チョロギは春に、塊茎部分を横に寝かせて植え付けをします。
株間は20cmくらいですが、塊茎が縦横無尽に伸びてあちこちから脇芽が発生するので広めの方が良いと思います。お庭の場合は、深めの板で仕切りを作っておいた方が良いかも。

ちなみに私は大きめの鉢で挑戦しましたが、植え付け時1つだったものが最終的に5本ぐらいになり、更にブッシュ化していました...。やっぱり地植えが良いと思います。ただ、地植えする時は翌年もチョロギが発生する確立が大のようです。いいなあ。チョロギだらけ(ノωヽ*) w

晩秋、上の葉が枯れてきた頃にチョロギを収穫します。私はネットで買いましたが、沢山できる割に購入するとそれなりのお値段です。育てたほうがお得だし、やっぱり自分で育てたチョロギは人一倍可愛いですよ!

案外逞しいんです

チョロギは強い植物です。調べると肥沃な土と書いてありますが、そこまで沢山の肥料は必要がないようです。水も少なめ~普通量で問題なく育っていました。
また、一本がだめになっても脇芽が伸びるので、水さえ忘れなければ枯れるという事自体稀な気がします。雑草としても立派に生き抜いていけますw

チョロギの葉はシソ化でギザギザですが、よく見ると細かい毛に覆われていてフワフワ・・・と言いたいところですが、育ったら案外ガサガサ&トゲトゲしてました(´ωヽ)
茎もものすごく丈夫です。茎に関しては、油断すると細かい毛が指に刺さるので気をつけた方が良いです。

最終的に30~60cmくらいにまで伸びるので、倒れないように対策が必要です。土に触れると病気になったり、虫に食われたりしやすくなってしまうしね。

チョロギの花

夏から初秋にかけて、薄いピンクの花が咲きます。チョロギは観賞用のハーブとしても栽培されているんですよ。控えめで素朴な感じが良いですね。
そしてこの可憐な花の下で、見慣れたチョロギが着々と育っているのでしょう。

ちなみに、チョロギの薬効は痴呆防止と言われています。長生きできるから「長老木」なのでしょうが、その語源は韓国語で「ミミズ」の意味だった「チョロイン」だという説もあり。こんな事を書くとまたファンが減ってしまいそうですが、チョロギの全てを知った上でも愛せるのが本物のチョロガーというやつですよね。愛を信じてる!

今逢いにいきます

秋の終わり、上の葉が枯れてきた頃にチョロギを収穫します。ここでようやく、見慣れた姿のチョロギが現れるわけです。ちょっとだけ土をかぶっている姿がアレだったり、たまに本物のアレも混じってたりする中、収穫されたチョロギは皆さんのもとへと旅立っていくのです。
※商品に本物は混じってません

チョロギの形はモコモコしているので、土を洗い落とすのが大変です。ひとつひとつ丁寧に洗い、アク抜きをして料理に使います。
酢漬け・煮物・炒め物・スープとレパートリーは様々です。美味しく出来上がったら、是非写真を送ってくださいね!

おたずねしたところ、チョロギ村様の方では写真のようにジェット噴射で洗浄しているそうです。
チョロギ村さま、情報のご提供をありがとうございました!チョロギの洗浄方法→NPO法人チョロギ村さまのホームページ

【SPECIAL THANKS】
この記事に掲載されている写真は「家庭菜園入門」さまからご提供いただきました。
ありがとうございました。